Q1.鍼灸(はり・きゅう)は痛くありませんか?
治療に用いる針は、直径が 0.2 mm 以下と非常に細く、先端の形状も注射針とは異なりますので、多くの場合、無痛、あるいは蚊に刺される程度、人によっては心地よく感じる方もおられます。
Q2.鍼灸(はり・きゅう)で感染しませんか?
針は、すべて滅菌消毒されたディスポーザブル(使い捨て)のものを使用し、1回ごとに廃棄いたしまので、感染の心配はございません。
Q3.鍼灸(はり・きゅう)に副作用はあるのですか?
一時的に全身倦怠感、のぼせなどが起こる場合、まれに局部の内出血を起こすことがありますが、基本的に副作用はほとんどございません。
Q4.鍼灸(はり・きゅう)を受ける時に気を付けることはありますか?
治療の直前、直後の飲食はお避け下さい(前後 1 時間程度)。また、当日の激しい運動、アルコール摂取もお控えください。なお、当日の入浴は構いませんが、シャワー程度でお済ませください。
Q5.生理中、妊娠中でも鍼灸(はり・きゅう)はできますか?
問題ありません。妊娠中に限らず、一般の投薬治療ができない方にも鍼灸(はり・きゅう)の治療は適します。中でも、つわり、逆子や流産癖などに対して、鍼灸(はり・きゅう)が高い効果を示した事例は少なくありません。ただし、ご懐妊の可能性がある場合は、必ず事前にお知らせください。
Q6.病院で治療、投薬中ですが、鍼灸(はり・きゅう)を同時に受けても大丈夫ですか?
問題ありません。むしろ疾病によって、薬物投与に対して鍼灸(はり・きゅう)は高い相乗効果を示すことがあります。実際、一般の投薬と針灸との併用・統合治療は、欧米ではすでにスタンダードの考え方となりつつあります。